本記事の写真は2018年8月14日〜2018年9月23日のものです。
わたしの実家は兼業農家で昔から稲を植えて毎年収穫してます。そして、食卓で出てくるご飯はもちろん実家で作ったお米を炊いたもので、お米を買うという文化がありません。
大学生になり、一人暮らしになってからは実家からお米を送ってもらって炊いて食べてました。社会人になってからもたまに実家からお米を送ってもらって食べてます。

と、いうことで稲刈りは実家で毎年の恒例行事になってます。今回はその稲刈りについて紹介したいと思います。
稲刈りは力仕事なんです
お米を買っているだけだと気づかないんですが、稲の苗を植えてから収穫までは労力と時間がかかり、収穫は大変な力仕事なんです。
- 田んぼを耕す
- 田んぼに水を張る
- 田んぼに苗を植える
- 苗を育てる
- 実った稲を刈る
文字で書くだけだったら、これだけなんですが、そんなに簡単なものではなく、稲はコツコツ育てていく必要があります。

両親は歳を取り、重いものを持つのが大変になってきてます。現在、実家から離れているため、お米作りの全て手伝うことはできませんが、力仕事の稲刈りは極力実家に帰り、手伝うようにしてます。

ただ、今年は原因不明の胸の痛みに襲われて、重いものを持つことができなくなり、兄貴に全てを託すことになってしまいました。

稲は高温猛暑が大好き!
これらの写真は兄貴から2018年8月14日に送られてきた写真です。
実家にいる兄貴から送られてきた青々とした稲たちの写真↓
育ちざかりの稲たち。稲は暑いのが大好きで、夏に開花して受粉します。そのため、その年の天候によってお米の育ち具合が変わってきます。豊作や不作の原因は天候や水害などの災害によるものが大半です。
待ちに待った収穫の時期
胸の痛みで今年は稲刈りのタイミングで実家に帰りませんでしたが、実家では予定通り稲刈りが行われました。

稲刈りをすると行っても、鎌で全て刈るわけではなく、文明の利器「コンバイン」大先生に頑張ってもらうわけです。ただ、このコンバインが非常に高額で、モノによっては福沢先生100人分くらいなんデス。
これらの写真は兄貴から2018年9月23日に送られてきた写真です。
今年の稲も一つ一つ大きくて良い出来になってます。
稲は鎌で刈るのはコンバインで刈ることができない四隅だけで、基本コンバインで稲を刈っていきます。
コンバインで田んぼの端っこからぐるぐる回りながら刈っていき、コンバインの袋が稲で一杯になったら、袋を交換して稲を刈る作業を繰り返していきます。
半分刈ったところ↓
全部刈り終えた状態です。経験上、これくらいの広さであれば2時間〜2時間半くらいで刈ることができます。
刈り取った稲が入った袋が大量に!この稲の袋は一つ辺り20kgくらいあって移動させるのが一苦労です。コンバインを使うとはいえ、ここは力仕事なんです。
刈った稲は籾が付いたままなので、このままじゃ食べることはできません。
- 脱穀機で脱穀して籾を取る(玄米の状態)
- お米を乾燥させる
- 精米機で玄米を精米にする
それらの工程を経て完成したお米の山。圧巻ですね。

過去に実施した稲刈り
2018年は実家に帰れずでしたが、毎年帰れるときは帰って稲刈り手伝ってるんです。
※2017年の稲刈り(ほとんど写真撮っておらず。。。)
黄金に輝く稲のじゅうたん見事です!
※2016年の稲刈り(ほとんど写真を撮っておらず。。。)
田んぼの四隅はこんな感じに鎌で刈ります。縦横20本くらい刈り取ります。

3分の1ほど親父がコンバインで刈り、
残りはわたしがコンバインで刈りました。
※2015年の稲刈り
黄金に輝く稲のじゅうたん。

このときの稲穂も良い感じです。
実家のエース!コンバイン!
稲刈り開始です。
4分の1刈り終えたところ。
コンバインから見る景色。
コンバインの運転は意外と簡単で、少し教えてもらえればすぐ運転できるようになります。
お客さんがやって来ました。稲を刈っていると、稲に隠れていたカエルたちがたくさん出てきます。そのカエルを求めて鳥たちがやってくるわけですね。
あと少し。
ラスト一本!
稲刈り終了。
と、いう感じで毎年稲刈りしてます。
今はブログの苗を植えて、育てているところですが、いつになったら収穫できるようになるのか分かりません(笑)
収穫できる日を夢見て、ブロガーの方達と励まし合いながら、コツコツ頑張ります。