WordPressプラグインのVerUPでサイトエラーが発生した場合の対処法

注意
本記事のキャプチャ画像は2024年1月2日時点のものです。

この記事はこんな人にオススメ
・WordPressプラグインのVerUPでサイトエラーが発生して困っている人

あ、そういえば、前回WordPressバージョンアップしたの1年前だったっけ。セキュリティ対策としてバージョンアップしておかないとダメだね。いけないいけない。
あっ、WordPressプラグインもバージョンアップしていないや。合わせて一式バージョンアップしておこうっと。
 
そう思い、気軽にWordPressプラグインをバージョンアップしたのが事の始まりでした。。。

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WordPressプラグインのバージョンアップでエラー発生、サイト閲覧不可

プラグインバージョンアップ後、しばらくしてもブラウザ画面は白く更新される様子がなかったため、リロードすると見慣れないエラーメッセージが表示されました。

Parse error: syntax error, unexpected ‘)’ in /home/gu-gu-peco.com/public_html/wp-content/plugins/quick-adsense-reloaded/includes/reports/common.php on line 874
ぐーぐーぺこりんこ
あ、やばっ。WordPress管理画面見れなくなってしまった。。。
そうなんです。管理画面でこのエラーメッセージが表示されるようになってしまったため、ブラウザ経由のWordPress管理画面操作が一切できなくなるという状態に陥りました。
 
そして、サイトで使っているWordPress自身からブログサイトが閲覧できない旨のメールが届き、深刻な状況に気づきました。
受信メール
ぐーぐーぺこりんこ
えーーー、まじかー。管理画面から一切操作ができなくなっているため、詰んだ。。。

・・・というか、WordPressがこのようなメール通知機能持っていることを初めて知りました。

エラーメッセージが解決の手がかり

とりあえず、心を落ち着かせた後、、サイト閲覧可能な状態へ復活させることにしました。ブラウザに表示されたメッセージとWordPress自身から送信されてきたメールに解決の手がかりを見つけました。

  • 「/home/gu-gu-peco.com/public_html/wp-content/plugins/quick-adsense-reloaded/」以下のPHPファイルでエラーが発生
  • WordPressプラグイン「AdSense Intergration WP QUADS」でエラーが発生

想定外の事象が発生したときにはまずエラーメッセージを確認することになります。そのエラーメッセージの内容を見て、何が起きているのかを的確に把握することが重要です。

今回の場合、WordPressプラグインを一式バージョンアップしたことに伴い、WordPressプラグイン「AdSense Intergration WP QUADS」でエラーが発生して、その結果サイト自体が閲覧不可になったというわけです。
 
そのため、まず原因となっているWordPressプラグイン「AdSense Intergration WP QUADS」を無効化してサイト復旧することにしました。


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Xserverファイルマネージャでプラグインのフォルダ名変更、事象解消

わたしはWordPressのホスティング環境としてXserverを利用しており、Xserverのファイルマネージャから対象プラグインのフォルダ名を変更しました。(Xserver以外の環境でも、サーバ上のフォルダ名を変更できる方法ならOK)
フォルダ名変更前

フォルダ名変更後
上記対応により、一時的にWordPress管理画面へのアクセスが回復し、同時にブログサイトへのアクセスも可能になりました。

ぐーぐーぺこりんこ
とりあえず、ホッと一安心。WordPressプラグインエラーの場合には直接対象フォルダ名を変更して読み込めないようにするのが良さそうです。

根本原因:WordPressプラグインのPHPバージョン未対応

最終的に調査した結果、根本原因はWordPressプラグインのPHPバージョン未対応でした。
具体的には、PHPバージョンが「7.2.34(非推奨)」のままで、バージョンアップ後のWordPressプラグイン「AdSense Intergration WP QUADS」がPHP8系に対応していなかったことが問題の要因でした。

上記の根本原因に対処するため、Xserverのサーバパネルから、PHPバージョンを「7.2.34(非推奨)」→「8.1.22(推奨)」へアップデートしました。PHPメジャーバージョンが7系→8系へアップデートされることで、サイト表示に影響出るかもしれないと心配しましたが、実際には問題なくサイトが表示され、心配は杞憂でした。
PHPバージョン変更メニュー

PHPバージョン変更後
その後、一時的に変更したWordPressプラグイン「AdSense Intergration WP QUADS」のフォルダ名を元に戻すとエラー起きることなくプラグインが使えるようになりました。

事象のまとめ

今回、WordPressプラグインを最新バージョンにアップデートした際にエラーが表示され、サイトの閲覧が不可能になる事象が発生しました。この問題に対処するために、まずエラーメッセージを注意深く確認することが重要になります。私の場合、Xserverのファイルマネージャを使用して、影響を受けているプラグインのフォルダ名を変更することで問題を解消できました。

このような問題に対処する上でエラーメッセージの理解と、サーバホスティング環境の管理ツールを活用した手動の操作が重要になります。対象WordPressプラグインを一時的に読み込ませないようにすることで、サイトを正常な状態に戻すことができます。

今回の場合、WordPressプラグインのPHPバージョン未対応が根本原因でした。バージョンアップ後のWordPressプラグインが現在利用しているPHPバージョンに対応しているかあらかじめ確認しておくことをオススメします。

似たような事象に陥った人がいたら、参考になれば幸いです。

(参考)
過去にWordPress自身をメジャーバージョンアップしてサイト閲覧不可になったことはありませんが、PHPバージョンアップしてサイト閲覧不可になったことは何度かあります。。。

【ワードプレス(WordPress)】ちょっと待って!メジャーバージョンアップは要注意!

2019年1月3日

ただ、WordPressは世界的に見てメジャーなブログツールです。第三者からWordPressを狙った攻撃アクセスされることが多いため、定期的にWordPressプラグインのマイナーバージョンアップを自身で実施しておくことをオススメします。

【セキュリティ】あなたのWordPressも攻撃対象として狙われてる。。。

2018年7月12日


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