本記事のキャプチャ画像は2018年11月7日時点のものです。
2019年7月くらいからグーグルアドセンスのログイン画面で
「ads.txtの問題を修正してください。」
という警告メッセージが表示されるようになりました。
まぁ、グーグルアドセンスで発行した「ads.txt」をブログサイトのトップディレクトリ(ドキュメントルート)に配置しないといけないという答えは分かっていましたが、FTPクライアントを使って接続するのが面倒くさくて、放置していました。
当時、Twitterのツイート状況を見ると、みなさん結構放置していたんですよね。
11/7にXSERVERから来たメールを見ると、FTPクライアントで「ads.txt」をアップロードするとこなく、サーバーパネル経由でads.txt設定できる機能を実装したとのことでした。
忘れかけていた「ads.txt」の警告メッセージを思い出して、チャチャッとやっておきました。まだやっていない人はチャチャッとやっておきましょう。
・XSERVERを使っている人
・グーグルアドセンスで「ads.txt」の警告メッセージが表示されている人
目次
偽の広告枠に収益が流れるのを阻止するためにも「ads.txt」を設定すべき
そもそも「ads.txt」って何だろうと思い、ザッと調べてみたところ、グーグルアドセンスのヘルプページに記載がありました。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
引用元:広告枠の管理 Ads.txt に関するガイド
Adsenseヘルプ
とのこと。
グーグルアドセンスの広告とサイト運営者を紐付けして、偽の広告がサイト内に埋め込まれたりしても、そっちに収益が流れて行かないようにする仕組みみたいですね。
別に「ads.txt」設定しなくてもグーグルアドセンスの広告は表示されるけど、設定しておくことを強く推奨しているということか。

まず、グーグルアドセンスで「ads.txt」を発行
まず、XSERVER側ヘ登録するための「ads.txt」をグーグルアドセンスで発行する必要があります。早速やっていきましょう。
Googleアドセンスへログインしてトップ画面を見ると、上段に「ads.txt」の警告メッセージが表示されているのが分かります。「今すぐ修正」を選択しましょう。
「ads.txt」はカンマ区切りで
- 広告システム
- サイト運営者ID
- 契約種別
- 認証機関ID
の4項目が並んでいます。この情報でサイト運営者とグーグルアドセンスの広告を識別するということですね。
あとで使うため、「ads.txt」の内容をコピーしておきましょう。
これで、「ads.txt」の準備はオッケーです。
XSERVERのサーバーパネルから「ads.txt設定」で登録
次にXSERVERのサーバーパネルへログインします。
ログイン後に「ads.txt設定」という項目が増えているので、選択します。
次にGoogleアドセンスを使っているドメインを選択します。
すると、入力可能なテキストエリアが表示されるので、先程コピーした「ads.txt」の内容を貼り付けて、「確認内容へ進む」ボタンを押下します。
「ads.txt」の内容を確認してから「変更する」ボタンを押下します。
グーグルアドセンス側ヘ「ads.txt」登録内容が反映されるまでタイムラグあり
「ads.txt」登録作業後、XSERVERのサーバーパネルでちゃんと登録されているのが確認できました。
ただ、グーグルアドセンス画面をリロードしても警告メッセージは消えませんでした。おそらく、ads.txt内容を登録してもすぐには反映されず、タイムラグがあると思われます。
その裏付けとして、半日経ってから再度グーグルアドセンス画面を確認すると、警告メッセージが消えていました。反映にタイムラグがあるのは間違いないですね。
警告メッセージが消えたので、これで一安心。グーグルアドセンス画面に警告メッセージが出てくるとビックリしますよね。アカウント停止じゃなくて良かったです。