本記事のキャプチャ画像は2019年11月5日時点のものです。
2019年10月15日(火)の23:00(日本時間)からMade by Google 2019が行われて「Google Pixel4」が発表されました。
去年のMade by Google 2018でGoogle Pixel3が発表されて、速攻予約したのが懐かしいです。
Pixel4の発表で注目したのは「音声入力による文字起こし」でした。この音声入力の文字起こし機能が衝撃すぎて、正直欲しくなるくらい。
1世代前のPixel3では音声入力できないのかな?と思い、調べてみたら「音声文字変換」機能で似たようなことができるとのことで、試してみることにしました。
ぶっちゃけ、そんな機能があったんだ・・・という感じで、いつその機能が追加されたのか知らなかったというのはナイショ。
まだまだ誤認識することはありますが、「Amazon Alexa」や「Google Home」などのAIスピーカーの登場を見ても分かるように、音声入力が実装された商品が出てきているので、音声入力が当たり前に時代まであと少しでしょうね。
・Pixel3ユーザー
・音声入力をしてみたいと思っている人
目次
必要なのは「音声文字変換」アプリだけ
音声入力に必要なのは「音声文字変換」アプリになります。しかもこのアプリは単独アプリではなく、Android OSに組み込まれた1機能のアプリなんです。
Android OSを毎月アップデートしていることもあり、Google Playで確認すると、「音声文字変換」アプリは既にインストールされていました。
そのため、追加でアプリをインストールする必要はありません。
「音声文字変換」機能は初期設定で無効のため、有効化する
アプリはインストールされていますが、「音声文字変換」機能は初期設定で「無効」状態になっています。そのため、「無効」→「有効」することで「音声文字変換」が使えるようになります。
「音声文字変換」機能を有効化したことで、画面右下に人のアイコンが表示されるようになっているので、そのアイコンをタップすれば「音声文字変換」が起動してきます。
音声文字変換には「音声の録音」権限が必要になるため、権限を付与してあげると、音声文字変換アプリが起動してきました。
この状態でPixel3に向かって話しかければ、文字入力されていきます。
設定で「第二言語」を「英語」に設定、一時停止機能を有効化しておく
画面下には設定メニューのアイコンが表示されてます。
タップすると、文字起こしして表示される文字サイズ変更や保存機能のON/OFFができます。保存期間は3日間とかなり短いので一時的な利用くらいにしか使えそうにありません。
「その他の設定」をタップすると、細かい項目の設定ができます。
個人的には「第二言語」が未設定のため、「英語」に設定しておくのが良いと思います。理由としては日本語の次に使う可能性が高いのは「英語」だからです。そう思いませんか?
しかも、音声文字変換画面の下に表示されている言語をタップすることで「メイン言語」と「第二言語」を切り替えることができるんです。これは便利な機能。
英語に切り替えれば、片言の英語ですが、認識して文字起こししてくれました(笑)
あとは音声文字変換起動中はずっと文字起こしされ続けるため、一時停止機能を有効にしておきましょう。
「その他の設定」→「詳細設定」→「保留ボタンを表示」と辿ってONにします。
すると、音声文字変換の画面下に「一時停止」ボタンが表示されるようになります。
静かな環境であれば、音声文字変換の精度はかなり高い
実際に使ってみたところ、静かな環境下であれば、日本語であったとしても、かなり精度よく音声で文字が入力することができました。
しかも、漢字が自動変換されるため、文字起こしされた文章は違和感なく読むことができます。正直なところ、ここまで精度が高いとは思ってもみませんでした。これにはかなりビックリ。
誤認識される部分は自身の滑舌が悪いため、認識されなかったのではないかと思うくらいです。
また、初期設定では言葉以外に周りの音を認識するようで、
- 音楽が流れていれば「音楽」
- 拍手をしていれば「拍手」
- 笑っていれば「笑い声」
といったような音声ラベルが画面下に表示されます。

まだ使ったことのない人は一度使ってみてください。文字起こしの制度の良さにビックリすると思います。