本記事のキャプチャ画像は2020年1月18日時点のものです。
2020年1月16日に仮想通貨取引所のバイナンスが日本居住者向けのサービスを段階的に終了していくというニュースが入ってきました。
仮想通貨取引所の世界大手で、通称「CZ」として知られるジャオ・チャンポン(Zhao Changpeng)CEOが率いるバイナンス(Binance)は1月16日、日本居住者向けのサービス提供を段階的に終了すると発表した。
1月16日午後、同社でアカウントを開設している日本居住のユーザー向けに、ログイン時の画面(画像参照)で告知した。サービス提供の終了に伴い、「今後、順次、取引の制限を実施する予定」としている。
引用元:バイナンス、日本居住者向け仮想通貨取引サービスを段階的に終了へ
CoinDesk Japan
そもそも、過去にバイナンスは仮想通貨の交換業として登録していないと金融庁から警告されていました。
そのため、そのうち国内から使えなくなるんじゃないのか?というのはうすうす感じていたため、「ついに来たか!」という感じです。
ほんと、日本はガッチガチで市場が縮小化してます。規制緩和して市場を活性化しないと伸びていかないでしょうね。
バイナンスを使っていたのは「取り扱い通貨」が多いから
国内の仮想通貨取引所の口座はいくつか作っているんですが、取り扱っている通貨は両手で数えれる程度。
それに比べてバイナンスで取り扱っている通貨は圧倒的に多くて、仮想通貨に投資してるのなら、バイナンスの口座開設をしない理由はないでしょう。
中国の仮想通貨市場が今後数年かけて伸びてくるだろうなぁーと思い、期待を込めてBNBやTRXとか持って保管していました。
・・・が、もうここまで。もう無理。
日本居住者向けのサービス終了って言われて思いつくのが「IPアドレス拒否による通信遮断」でした。
これをやられてしまうと海外拠点を経由して接続しないと使えなくなってしまいます。利用し続ける手段はありますが、リスクが高いと思い、バイナンスに預けていた資金一式を引き上げることへ。シクシク。・゚・(ノД`)・゚・。
もーねー、これは仕方ない。
IPアドレス制限されて手も足も出なくなる前に対応しておかないとね。
持っていた複数通貨を全てXRPに替えて、国内取引所のbitbankへ送金
とりあえず、BNbやTRXは国内取引所で取り扱っているわけがないので、今後伸びてきそうな「XRP」に全て交換して、国内取引所のbitbankに送金することへ。
異なる仮想通貨に交換したタイミングで損益が確定するので、これで今年は100万円以上の損が確定したということになります。(果たして今年中に取り戻すことができるのだろうか)
仮想通貨の損益は雑所得扱いなので、利益はガッツリ税金対象になり、損失は株みたいに翌年に繰り越すことができないため、損失分を今年中に取り戻さないと税金面で損になってしまいます。
まぁ、目先の利益ばかり欲で追ってしまったら、足元をすくわれるのは目に見えているので、取り戻せたらいいなくらいで今年は頑張るしかないですね。
とりあえず、バイナンスの資金を全てXRPに変換した後、試しに少額でbitbankへ送金してみることに。
しばらくしたら、bitbank側に着金したので、「XRPアドレス」「タグ」が問題ないことが確認できました。国際送金の実験してるとニュースで見てますが、早いですね。5分くらいしたら、着金してました。(過去、BTC送金したときは半日以上待っていたっけな。。。)
わたしは初めてのアドレスに送金するときはめんどくさいけど、少額の送金を試すようにしてます。セルフGOXして資金が消えてしまったら困りますからね。ひと手間でそのリスクが回避できるのであれば安いもんです。
そして、バイナンスの口座には少なすぎて交換できなかった残骸があるのみとなりました。
これでバイナンスを使うことは特別な事情がない限りはまず無いでしょう。一つの時代が終わった感じ。2020年1月18日時点でXRPは26円。さてさて今後XRPはどうなっていくのか見守っていこうと思います。
2018年後半のバブル時の400円超えが再びくるのか、それともゴミクズになるのかどうか、誰にも先のことは分からない。だけど、実用に向けて進んでいるのは間違いないから、期待せずにはいられないデス。