(2018年12月25日追記)遂にXPCが2018年12月24日 16:00にリリース!
本記事のキャプチャ画像は2018年6月9日時点のものです。
5/27(日)にDiscordでAge Burnable PoS(ABPoS)情報が公開されてました。
仮想通貨のマイニングには「PoS(Proof of Stake)」や「PoW(Proof of Work)」といった承認方法があります。
プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)は暗号通貨のブロックチェーンネットワークによる分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムの一種。PoSベースの暗号通貨では次のブロックの作成者はランダム選択と資産または年齢(例:ステーク(掛け金))の様々な組み合わせを通して選ばれる。対照的にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ベースの暗号通貨(ビットコインなど)のアルゴリズムはトランザクションの検証と新たなブロックを作成(例:マイニング)するために複雑な暗号パズルを解読した参加者に報酬を与える。
引用元:Wikipedia プルーフ・オブ・ステーク

その「PoS」とはちょっと違った「ABPoS」ってなんだろうか?気になったため、ざーっと目を通してみました。
まだ開発段階の情報とのことですが、XPで課題になっていたPoS部分含め、開発者の皆さんが新たな仕組みを実現しようとしていてほんと今後が楽しみです。
・仮想通貨に興味がある人
・ABPoSって何なのか知りたい人
目次
Age Burnable PoS(ABPoS)について
XPCはXP同様にPoS形式だけど、新しいPoS「Age Burnable PoS(ABPoS)」を開発しているとのこと。期待値が上がります。

PoS報酬の届き方が変更
XPウォレットでPoSしててマイニング成功したら、XP通貨が1つに合算されたり、2等分に分割されて届いてましたが、ABPoSでは元本と報酬が別々で届くとのこと。
と、いうことはマイニング専用のウォレットとPoS報酬受け取り&支払い専用のウォレットと使い分けできるわけですね。

PoS報酬の計算が複利から単利に変更
確かXPだとバラバラで持っているよりも1つにまとめて持っていると、報酬が多くマイニング成功率も高いです。
PoS報酬時に2等分に分割されてしまうと、再度1つにまとめていたら熟成がリセットされて時間をムダにしてたんですよね。。。XPCだと1つにまとめる必要無いってことですかね。
今までとは異なる報酬の使い方が可能
これはモバイル版ウォレットが出てきたら、便利になりそうな予感です。
思うにマイニング用のXPCはPCウォレットに置いておいて、ABPoS報酬はモバイル版ウォレットに送るってこともできるってことですね。
そして、携帯でXPC決済できるようにすることで利用を促して通貨を流通させることができると。

手数料の計算方法が変更
複雑な手数料計算がシンプルになるのはウェルカムです。
手数料はバーン
手数料はバーン、マイニング成功時の元本に対しても手数料が発生してそれもバーンとのこと。
つまり、PoSの課題である「発行量が増え続ける」ことに対する対策ですね。
↓
通貨の価値が下がる
XPはただでさえマイニング成功時の報酬率が高く発行量が多いと言われているため、XPのPoSデメリットを対策したXPCの価値がどうなるか楽しみです。
また、ウォレットでマイニングしている元本はマイニング成功の度に手数料分がどんどん減っていくってことになります。
ブロックチェーンの安全性が上昇
ここ最近、PoWに対する攻撃増えてますね。攻撃は困難と言いつつも条件が揃って攻撃できてしまうところは不安が残ります。ただ、そんなことを言っていたら、ブロックチェーン技術を使えないわけで、今後の動向を見つつ付き合っていかないとですね。#仮想通貨 #PoWhttps://t.co/sCtTjMsPWn
— ぐーぐーぺこりんこ@社畜㌠ (@gugupeco999) 2018年5月25日
ここ最近、モナコインを始めPoW通貨への攻撃が多いため、悪意のある攻撃への対策を講じるのはウェルカムです。
独自ウォレットやサービスを作ることのメリット
XPCを使ったアプリやサービスて発生したABPoSの報酬を利用者の同意を得た上で、自由に配分できるようになるとのこと。
開発者やサービス運営者が潤う仕組みや、利用者みんなが潤う仕組みも実現できるってことですね。
