本記事のキャプチャ画像は2019年4月6日時点のものです。
ブログをやり始めてから10ヶ月が経過して、あと少しで1年経とうとしています。Google Adsenseには合格してますが、アクセス数と収益はまだまだ半人前です。
とはいえ、ここまで自身のブログを育てていくまでかなりの時間と労力を費やして来ました。
つい先日、ふとしたキッカケで自身のブログが一言一句パクられているということに気付きました。
クッソムカついたので、仕返しとパクられないような対策を少し仕込むことに。その結果、いい感じになり個人的には大満足です。

目次
被リンクでブログがパクられていることに気付く
まず初めに、自身のブログがパクられていると気付いたのは「Bing webマスター」の被リンクを見たときでした。

なんか怪しいと思い、詳細を見ていくと。。。
特定ページに被リンクが集中していることを確認。しかも、特定の記事に集中していることから、さらに怪しさが増していきます。
え!?マジか。
これ自身のブログが一言一句パクられてるやん。。。
スタイルシートは読み込まれておらず、表紙が崩れてますが、文章や画像はパクられてました。画像リンクは本家サイトへ外部リンクを張っていることを確認しました。
②文章は一言一句まるまるコピー
③画像は外部リンクで本家サイトから埋め込み

ブログのパクリ対策の情報収集
同じようなことをされた人っているんじゃないかなーと思ってGoogle先生に聞いてみたところ、「ブログパクられたので対策しました」とか「ブログをパクられない対策」といった情報がすぐに出てきました。

対策として出来そうなこととして
- 画像の直リンクアクセスを別画像へ差し替える
- パクりサイトからのアクセスを拒否する
- RSSフィードへのアクセスを拒否する
- 検索エンジンのインデックスから削除してもらう
というものがありました。
とりあえず、パクられた内容を自分で削除することはできないため、既にパクられた内容に対する対策と今後パクられないようにするために
- 画像の直リンクアクセスを別画像へ差し替える
- RSSフィードへのアクセスを拒否する
をやっておこうと思います。
- 検索エンジンのインデックスから削除してもらう
に関しては検索結果に影響が出始めたら検討しようと思います。今のところ影響出ていないため、今回は実施しないことに。
パクりブログに対する対策
これら2点に関しては「.htaccess」ファイルでアクセス制御できそうなので、やってみることに。

XSERVERで「.htaccess」ファイルを編集する方法は以下記事を参考にしてもらえればと思います。
画像の直リンクアクセスを別画像へ差し替える
アクセスログを見たら分かりますが、画像へ直リンクされていたら、直前のページURLが「リファラ情報」になります。
※IPアドレスとパクりサイトURLだけ手を加えています
そのため、「リファラ情報」がパクりサイトのURLなら、「.htaccess」ファイルを使って画像を差し替えたり、拒否することができます。
どんな画像に差し替えてやろうかと色々考えた結果、誹謗中傷画像に差し替えるのは何か違うなーと思い、
「わたしパクってます!」
と、自身のサイトで宣伝してもらう画像にすることにしました(笑)
まず、Canvaアプリを使って差し替え用の画像を作成しました。

作った画像を「spam.jpg」で保存して、その画像ファイルをFTPでブログサイトへアップロードします。今回はドキュメントルート直下に画像を配置することにしました。
そして、以下内容を「.htaccess」を書きます。
1 2 3 4 5 | <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^http(s)?://spamsite.com/.*$ RewriteRule ^(.*).(jpeg|jpg|gif|png)$ spam.jpg [L] </IfModule> |
※「spamsite.com」と「spam.jpg」は自身の環境に合わせて変更してください。
記載内容の意味は「リファラ情報がパクりサイトだったら、画像を差し替え画像のファイル名に置換する」というものです。
その結果、パクりサイトのパクり画像を一式置換することができましたm9(^Д^)
自分のブログパクられたので、htaccess使って画像を一式リダイレクトして「パクったことがわかる画像」にしてやったった m9(^Д^)#ブログ#パクるやつは頭オカシイ pic.twitter.com/vsHxhpLuVZ
— ぐーぐーぺこりんこ@食べるの専門㌠ (@gugupeco999) 2019年4月6日

(参考)パクりサイトからのアクセスを拒否する
一方で画像置換じゃなく、パクりサイトからのアクセスを拒否することもできます。その場合は以下のように書けばオッケーです。
1 2 3 4 5 | <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^http(s)?://spamsite.com/.*$ RewriteRule ^(.*)$ - [F,L] </IfModule> |
※「spamsite.com」は自身の環境に合わせて変更してください。
記載内容の意味は「リファラ情報がパクりサイトだったら、すべてのアクセスを拒否する」というものです。
その結果、パクりサイトの画像は見れなくなりましたm9(^Д^)
そして、リンク辿ってわたしのサイトにアクセスしてきたらステータスコード403で拒否することができましたm9(^Д^)

RSSフィードへのアクセスを拒否する
ふと、どうやってブログの内容をパクったのだろうか?と疑問が出てきました。そりゃそうですよね、どうやってパクられたのか、そのパクられた方法が気になるのは被害者としては当たり前かと。
調査してみたところ、アクセスログに「FeedWordPress」というプラグインでRSSフィードの更新情報を見てパクリに来ている形跡が残ってました。
※IPアドレスとパクりサイトURLだけ手を加えています

この「FeedWordPress」というプラグインはRSSフィードの更新情報を定期的にチェックして、チェック先の内容をあたかも自分が書いたように自身のWordPressへ投稿する機能があるんです。

そのため、ユーザーエージェント情報に「FeedWordPress」という文字列があったら、拒否するように「.htaccess」へ設定してみることにしました。実際には以下のように記載します。
1 2 3 4 5 | <IfModule mod_rewrite.c> SetEnvIfNoCase User-Agent "FeedWordPress" ua_key=on RewriteCond %{ENV:ua_key} on RewriteRule ^(.*)$ - [F,L] </IfModule> |
この設定の効果は自分の目で確かめることができないため、しばらくしたらアクセスログを見て確認してみようと思います。
※2019年4月11日追記
XSERVERのサーバパネルからアクセスログを確認してみると、パクりサイトからのFeedWordPressを使ったアクセスがステータスコード403(アクセス拒否)になっていました。

※IPアドレスとパクりサイトURLだけ手を加えています
そのため、この「ブログをパクられました」というブログ記事はパクられていませんでした(笑)

ブログが育って来たら、パクりサイト対策は必要
便利なサービスやプラグインがある一方でそれらを利用して楽して稼ごうとする輩が世の中にはいるということですね。
そういう輩がいる前提で自分の身を守っていかないと気付くことができ、いいお勉強になりました。
「Googleサーチコンソール」や「Bing webマスター」で被リンクをチェックできるため、定期的にチェックするのが良さそうです。
いきなり被リンク数が急増すると、ブログの内容をパクられているかもしれません。
こういう甘い蜜を吸って楽して稼ごうとする輩がこの世からいなくなりますように。

※2019年4月11日追記
思いの外、反響がスゴくてビビってます(笑)
多くの人に記事を見てもらって感謝感謝です。
なんじゃこりゃー!!
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ旦O
と_)_)_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。 pic.twitter.com/rYfqDAOOrO— ぐーぐーぺこりんこ@食べるの専門㌠ (@gugupeco999) 2019年4月10日
