本記事の内容は2019年9月16日時点のものです。
普段、何気なく使っているスマホがいきなり使えなくなったらどうでしょうか?手持ち無沙汰になり、スマホ依存症になっていると気づくのではないでしょうか。
普段、LINEを使ってリアルタイムで連絡取れる環境が無くなり、なかなか待ち合わせが出来ないなんてこともあるでしょうね。
まさに嫁さんのスマホ「iPhone6s」がいきなり壊れてしまって、このような状態になりました。
今回経験した
- iPhone6s故障の原因特定で色々と試したこと
- キャリアサポートでのやり取り
- Apple Storeでのやり取り
- iTunesからのデータ復旧
をまとめたので、同じような境遇に置かれた方の役に立てれば幸いです。
結論として、キャリアサポートではなく、Apple Storeサポートで無償交換して、iTunesでデータ復旧することができました。
・iPhoneが故障してしまった人
・iPhoneでWi-Fiがつながらなくなった人
・Y!mobileでiPhoneを契約して使っている人
目次
iPhone6s故障の予兆
嫁さんが使っているiPhone6sは2019年6月にdocomoからY!mobileへ引っ越して使っていて、3ヶ月くらいしか経過していません。
それにも関わらず、故障の予兆は急にやって来ました。
あるとき、嫁さんが
- スマホ本体がやたら発熱して熱い
- キャリア回線にはつながるけど、自宅のWi-Fi回線につながらなくなった
と言ってきました。
スマホで長い時間ゲームをしていたため、端末が熱くなる可能性は十分あるだろうなーと思い、まずはWi-Fiがつながらなくなった原因を調べることに。
②自宅のWi-Fi回線に接続できなくなる
iPhoneでWi-Fi接続できない原因をネットで探してみると・・・
とりあえず、ネットで「iPhone WiFi つかながらない 故障」のキーワードで検索すると、めっちゃ多くのネット記事が検索にヒットしました。
個人ブログの中身を見ると、どれも似たような内容。そして、記事の最後で「WiMAX」を紹介するようなアフィリエイトを狙った記事が量産されていて、かなりウンザリした気分になりました。

原因を特定するために色々と試してみたこと
ネット記事の情報をかき集めて、とりあえず以下を試してみることにしました。とりあえず、自分自身でできることをやってみようという精神ですね。
- iOS再起動
- Wi-Fiへ接続しなおす
- Wi-Fi機能をON/OFFしてみる
- ネットワーク設定をリセット
- iPhoneを強制再起動(ハードリセット)
- 無線LANルータを再起動
- iOSフォームウェアを最新版へアップデート
- iPhone端末のバックアップ
- 扇風機を当てながら、100%に充電
iOS再起動
iPhoneに限らず、パソコンが不調なときにもやる「OS再起動」ってやつで、原因は分からないけど、不調なのでOS再起動で直ったらいいなってヤツです。

結果として、iOS再起動しても一切自宅のWi-Fiにはつながりませんでした。
Wi-Fiを接続しなおす
自宅Wi-Fiはステルスモードにしているため、iPhone端末でSSIDを入力して再度接続を試みるものの「パスワードが間違っています」とポップアップが表示され、一切自宅のWi-Fiへ繋がりませんでした。

この時点で他の端末を使い、一旦自宅のWi-Fi接続を切り、再度SSIDとパスワードを入力すると接続できたため、SSIDとパスワードは間違っていないことになります。

WiFi機能をON/OFFしてみる
次にiPhone端末の設定でWi-Fi機能のON/OFFを繰り返してみました。

ステルス設定されていないオープンのWiFiのSSIDが一覧に表示されているため、Wi-Fi機能は完全に死んでいるわけではなさそうです。
ただ、いざWi-Fiに接続しようとしたら、上記の通り「パスワードが間違っています」とポップアップが表示されてWi-Fiへ接続できませんでした。
ネットワーク設定をリセット
ネットで調べていて効果があるかもしれないと思ったのが、この「ネットワーク設定をリセットする」でした。


ネットワーク設定後はiOS再起動が実行。
端末起動後に再度、自宅Wi-Fiの設定をやってみましたが「パスワードが間違っています」と表示されてWi-Fiへ接続できない現象は変わりませんでした。
んー、無念。。。
無線LANルータを再起動
次にWi-Fi接続先の無線LANルーターを再起動してみることに。
ただ、他の端末は問題無く自宅Wi-Fiへ接続できていたため、無線LANルーターを再起動しても無駄だろうなと思いつつ試してみたら、やはりWi-Fiへ接続できないことは変わりありませんでした。
iOSフォームウェアを最新版へアップデート
そして、最後にiOSが最新バージョンではなかったため、最新版へアップデートすることに。
iPhone端末から直接アップデートファイルをダウンロードしてアップデートすることもできましたが、iOSのイメージファイルのサイズが大きく、キャリア回線を使うと今月分のパケット量を使い切ってしまいそうな事態へ。
そのため、自宅のノートPCにUSBで接続してiTunes経由でiOSのバージョンアップをする方法を取りました。
iOSバージョンアップには時間がかかりましたが、無事に完了。端末起動後に再度自宅のWi-Fiへの接続を試みましたが、やはり現象は変わらず、接続不可でした。
万事休す。。。
iPhone端末のバックアップ
上記のiOSバージョンアップをiTunesで実施したのは理由があって、iPhone端末データをバックアップするためでした。
発熱している状況から見て、バッテリー(電池)障害の可能性もあり、いつ壊れても大丈夫なようにiPhone端末のデータバックアップをしたわけです。

扇風機を当てながら、100%に充電するが・・・
とりあえず、考えられることは試してみてWi-Fiに接続できませんでした。
いろいろ試す中でiPhone端末が発熱して熱くなったため、とりあえず扇風機を当てて熱を逃しつつ充電することに。
100%に充電後に充電を止め、しばらくiPhoneを使っていると異常なほど電池の残量が減っていくではありませんか。

この日は一旦電源を切り、翌日を迎えることにしました。
翌日、iPhone6s電源が全く入らなくなることに
そして、迎えた翌日。
一晩、電源を切っていたiPhone6s端末の電源を入れようとすると、電源が入らない。。。
電源ボタンを長押ししているにも関わらず、電源が入らない。。。
充電ケーブルをiPhone6s本体に挿しても、充電が開始される様子無し。。。

このご時世、スマホが壊れてしまったら、「情報収集できない」「連絡が取れない」「暇つぶしできない」というように普段の生活が一気に不便になります。
嫁さんが「こんな生活耐えられない!」と嘆くため、急ぎ購入元のビックカメラへ向かうことに。
話がスムーズに進むようにと「契約書類」を持ち、「My Y!mobileログインID/PASS」を控えて向かいました。
Y!mobileの故障安心パックプラスに加入していれば端末交換が¥12,500(税抜)
最寄りのビックカメラに着くと、Y!mobileショップエリアに向かいます。
店員さんに事情を話して対応してもらった結果、「故障安心パックプラス」に加入しているため、iPhone6s端末交換であれば¥12,500(税抜)になるとのことでした。
は、入っててよかった「故障安心パックプラス」。
「故障安心パックプラス」は、スマートフォンを利用する際に不安な故障・水濡れ・盗難時に対する保証だけでなく、インターネットに潜むウィルスに感染した際の補償や、故障・水濡れ時に画像やメールなどの大切なデータを復旧するサービスを加え、万一のトラブルに備えた8つの安心サービスをまとめて提供するオプションサービスです。
引用元:故障安心パックプラス
Y!mobile
んー、3ヶ月しか経っていないのに、この出費はキツいなぁと思いつつも、嫁さんは当日中になんとかiPhone6sを復活させたい雰囲気だったため、多少の出費は仕方ないかなと思い始めました。
そして、行ったビックカメラには残念なことにiPhone6sの在庫がなかったため、都内のビックカメラでどこか在庫のある店舗はないのか調べてもらい、とりあえず端末を確保しておいてもらうことに。
調べてもらった結果、有楽町のビックカメラにiPhone6sの在庫があるということが分かり、早速確保してもらいました。(確保期限は1週間)そして、その足で有楽町のビックカメラへ向かいました。

有楽町のビックカメラに行き、再び店員さんに事情を説明したところ、
- 「故障安心パックプラス」に加入しているため、iPhone6s端末交換であれば¥12,500(税抜)
- Apple Storeに行って診断してもらった結果、「自然故障」という結果になれば、購入1年未満のため無償交換してもらえるかも
もしくは
ともう一つの可能性を提案してくれました。
また、Apple Storeの診断結果で「有償交換」になった場合は
- ¥12,500以上なら、「故障安心パックプラス」で端末交換
- ¥12,500未満ならAppleStoreで端末交換
したらどうでしょうかと追加提案もしてくれました。

それに比べて最初に行ったビックカメラ○○店の店員ときたら。。。
たらい回しにされるのは嫌でしたが、無償交換の可能性があるのであればということで、銀座Apple Storeに行くしかないでしょう。
ちなみにApple Storeの修理窓口は事前予約する必要があるそうで、店員さんに予約してもらいました。
Apple Storeで診断の結果、自然故障との判断
有楽町のビックカメラでApple Storeの修理受付予約をしたのが12:30で、予約時間は14:50だったため、お昼御飯を食べて余裕をもってApple Store銀座店に向かいました。
休みの日ということもあり、Apple Store銀座店は多くの人で賑わっていました。スタッフの人に事情を話すと修理受付は4Fということで、エレベーターに乗って4Fに向かいます。

4Fに着くと、多くの修理対応してもらっている人とスタッフでガヤガヤしていました。
こ、こんなに人が多いとは正直思ってもみませんでした。。。こんな状態であれば、修理受付の予約をする必要があるというのも納得がいきます。
窓際に沿って修理受付待ちの行列ができていたので、スタッフさんに案内されて並んでしばらく待ちます。
10分くらい待ってテーブルに案内されて修理受付対応をしてもらい、Macノートパソコンと故障したiPhone6sをケーブルでつなぎ診断してもらった結果・・・
電源不良(電源が入りません)
と画面に表示され、自然故障と診断されました。
そのため、iPhone6sを無償で新端末へ交換してもらうことができました。¥12,500を支払って交換せずに済んだのはかなり大きいです。
端末交換前にiCloudのアカウントとiPhone6s端末が「iPhoneを探す」で紐付いているため、iCloudへログインしてデバイスを削除しました。
そのため、iCloudアカウントの「メールアドレス」と「パスワード」は手元に控えてから、Apple Storeへ行った方がいいですね。
2019年9月20日にiPhone11が発売されましたが、嫁さんはiPhone6sを使ってます。
Apple Storeスタッフさん曰く、「iPhone6sはもう生産されていないため、在庫がある限りは機器交換できるけど、在庫が無くなったら機器交換できなくなる」とのこと。
事前にiPhone6やiPhone6sがシリーズの中でも故障率が高いという情報をネットで確認していたため、Apple Storeスタッフさんに聞いてみたところ、答えにくそうにしていましたが、否定はしていなかったため、そういうことなんだと思います。
またiPhone6sが壊れそうな気がしますが、嫁さんは「今度故障したらスマホ端末を変えるよ」って言ってます(笑)
自宅に帰ってiTunesから端末のデータ復元
家に帰ると、前日にiTunesで取得しておいた端末バックアップファイルからデータの復元を行いました。

データ復元には「iPhoneを探す」機能をOFFにしておく必要があるとダイアログに表示されたため、OFFにします。
「iPhoneを探す」をOFFにした後に20分くらいで端末データの復旧が完了しました。
端末データの復旧後に起動すると、ホーム画面のアイコンや写真データが元に戻っていました。これは正直凄いですね!
アプリは再ダウンロード実行中でダウンロードしてインストールされるまで時間がかかりましたが、何とかiPhone6sのデータ復旧まで完了することができました。

「キャリアサポート」と「Apple Storeサポート」を活用すべき
こんな感じでiPhone6sを復旧させることができました。
とりあえず、自分でできることをやってみて端末の症状を確認しておいた方がいいです。なぜなら、お店に行って店員さんに端末の症状を説明しないといけないため、説明できるだけの情報を集めておくべきでしょう。
あとは「キャリアサポート」と「Apple Storeサポート」の両方を活用すべきですね。
今回の場合、「キャリアサポート」だけだったら、¥12,500(税抜)かかりましたが、「Apple Storeサポート」だと購入後1年未満ということもあり、無償交換してもらえました。
今回の内容をまとめておきます。
→店員さんに症状を説明する必要があるため
②My Y!mobileのログインIDとパスワードを手元に控えておく。
③スマホ契約時の契約書を持参する。
→iPhone6sの購入時期や有償サポートに加入しているか確認できる
④Apple Storeの修理受付は事前予約が必要。予約時間に1分でも遅れるとキャルセルされるため、注意。
⑤Apple製品は購入後1年間サポート期間で、自然故障であれば、無償交換してもらえる。
⑥iCloudアカウントのメールアドレスとパスワードを手元に控えておく。
⑦iPhone6sはもう生産されていないため、在庫が無くなったら、端末交換不可となる。
同じような症状になった人の参考になれば幸いです。