先日、大学入試センター試験がありましたね。天気は大きく崩れることがなかったため、受験生の皆さんは試験に集中することができたのではないでしょうか?
【大学入試センター】
大学入試センター試験および法科大学院適性試験を運営する独立行政法人。文部科学省(旧・文部省)管轄。1977年5月、国立学校設置法の改正を受けて大学共通一次試験の準備機関として設立され、1979年に国立大学の共同利用機関として、第1回共通第1次学力試験を実施する
センター試験は現在、多くの私立大学や短期大学でも採用されている。
引用元:Wikipedia
わたしも20年くらい前になりますが、高校が進学校だったため、大学入試センター試験を受けました。この時期になると毎年、大学入試センター試験のことを思い出します。
もうあんなに毎日勉強するのはコリゴリです。。。
センター試験結果によって、これからの進路や生活が変わるわけで、人生に大きな影響を与えた二日間だったなぁーとシミジミ思います。
だからこそ、20年経っても記憶が色褪せることなく、しっかりと覚えているんでしょうね。
センター試験は一発勝負のため、いつも高得点取ってる友達が得点伸びなかったり、いつも平均くらいの友達が高得点を取れていたりとドラマティックなこともありました。
そういうわたしは
センター試験撃沈
でした!
だけど、今となってはそれはそれでよかったかなと思ってます。

目次
大学入試センター試験に至るまでの思い出
センター試験2日間の思い出が多いんですが、センター試験に至るまでの思い出もあります。
高校3年の4月〜12月まで成績が上がらない
進学校では高校生3年になると大学入試センター試験を見越して模擬試験を実施していきます。試験パターンに慣れると言うのが一番大きいでしょうね。
高校3年の4月だと勉強していない人が多いため、全国模試の平均が800点中450点くらいです。(20年前の実体験に基づく)
それが夏休みから冬にかけて、みんな勉強していくことで模擬試験の全国平均が上がっていきます。結果的に全国平均は800点中520点くらいだったかと。(20年前の実体験に基づく)
わたしは高校3年4月〜12月にかけて勉強してましたが、残念ながら成績は伸びることはなく、ほぼ横ばい状態でした。

と、言うことは・・・・
そうなんです。
自分の成績は伸びない裏で全国平均は伸びてくるため、志望校の判定がドンドン落ちていくということに。それはそれは気が滅入ってしまいました。
成績が伸びず、全国平均が伸びてきて、偏差値が下がってくるあの恐怖・・・
今思い出しても嫌ですね。
結果的に志望校の予想判定は・・・
4月時点でB判定だったのが、12月時点でD判定
になってしまいました。

センター試験前の最後の模試で国語がまさかの8割超え
わたしは理系出身で英語はそこそこ、国語は大の苦手です。国語の得点で5割を切ることはしょっちゅうという始末。
ところが、そんなわたしがセンター試験直前のセンター試験対策模試で
まさかの・・・
160点(8割超)
でした。

これはもう問題との「相性」です。いつも半分以下だったのにいきなり8割超えるわけはないわけで、実力じゃないかと(笑)
あと考えられることとして、センター試験はマーク式なのため、分からなくてもどれか答えを塗りつぶしておけば、正解する可能性があります。このときは問題との「相性」に加えて「運」もあったんでしょう。
とはいえ、高得点が取れたという自信がある状態でセンター試験に挑むことができた
のは本当精神的に良かったと思います。
センター試験本番じゃないところで奇跡を起こして良かったのかな(笑)

大学入試センター試験の思い出
そして、いよいよセンター試験本番!色々とドラマがありましたよ。
一番初めの「英語」試験でまさかのトイレ。。。
今はどうなのかは知りませんが、私が受けたときのセンター試験は最初の試験が英語でした。
センター試験は真冬に実施されるため、暖房器具が揃ってないとクッソ寒いんですね。
寒いとトイレに行きたくなることは分かっていたため、試験開始前にトイレに行くことに。
それなのに、英語試験が始まってしばらくすると・・・
ト、トイレに行きたい!
という状態へ。。。別にお腹が痛くなってトイレに行きたいとか言うのではなく、単純にションベンがしたいというだけというもの。
一度、トイレに行きたくなったら、試験に集中できなくなるため、さっさと手を上げてトイレに行くのがいいです。
わたしはおとなしく手を上げてトイレに行くことに。そして、ちゃんと見張りの検察官がカンニング対策でトイレまで付いてきました(笑)デスヨネー。

得意だった数学で「数学IA」がまさかの6割。。。
理系出身で数学は得意分野だったため、いつも8割超えの得点が取れていたんですが、センター試験本番では数学IAがまさかの・・・
59点・・・
でした。
これはやってはダメな自身の勝手な勘違いが原因。三角関数を見事に勘違いして間違ってしまいました。
数学の問題の出題傾向として、最初の問題は決まった数式に当てはめれば解ける問題になってますが、そこを間違えてしまいました。。。
その後の問題は最初の問題の回答がベースになり、値をはめ込んで解いていく作りになっているため、初めの回答を間違えると、残りの問題の答えは絶望的な状態になります。まさにそれ。見事に大項目のほぼ全て間違うことに。

得意だった「化学」がまさかの6割。。。不得意だった「物理」がまさかの8割超え!
数学同様、化学も得意分野で模擬試験では8割〜9割の得点でした。
にも関わらず、センター試験ではまさかの・・・
68点・・・
でした。
もう頭真っ白状態。センター試験後の自己採点時は絶望してました。これは出題問題との「相性」だったんでしょうね。
一方で、不得意でいつも6割くらいだった物理がまさかの・・・
88点!!
物理の中でも「位相」という分野が苦手でした。π/2ズレるってなんですか?ってレベル。
そして、センター試験ではまさにその「位相」が大項目として出題。
問題を見た瞬間に、

って思いましたね(笑)
さっぱり分からなかったため、賭けに出て、5問全てをカンに任せてマークシートを塗りつぶしました。当たっていればいいなーレベルで。
すると、なんと5問全てが正解という引きっぷりで大項目1つ分の20点をゲットすることができました!

1問あたり、選択肢が4つあるため、適当に書いて当たる確率は1/4。5問あれば、
4✕4✕4✕4✕4の1024分の1という確率になります!
適当に書いておいても当たるときは当たるってもんですね。

結果的にセンター試験は「失敗」。。。
・・・とまぁ、色々あったセンター試験で自己採点してみると、
800点中530点で撃沈でした。。。
第一志望の大学はセンター試験で600点くらい必要だったため、予想判定結果は・・・
当然の如く「D判定」
二次試験をどうしようか悩みましたが、チャレンジ失敗して浪人するのは嫌だっため、第二志望のB判定だった大学を受験することにしました。チャレンジするよりは身の丈にあったところを受験しようということで。
二次試験で挽回できるほど勉強ができたわけでもなかったため、これはこれでいい選択だったと思います。
センター試験は失敗したけど、今振り返るとそれでも良かった
正直なところ、センター試験は失敗して第一志望の大学に行けなかったんですが、「今して思えばそれはそれで良かったなー」と思ってます。
というのも、第二志望の大学に行くことで今の友人や先輩後輩に出会えたわけで、結果として嫁さんとも出会えたわけですしね。
大学に行くというのは人生の中で大きなことですが、「そこの大学に行って自分が何をしたのか?」というのが大きいと社会に出たからこそ感じます。
高校のときは「いい大学に行く」というのは目標であっても、それがゴールじゃないですもん。
例えば、行きたい大学に行けなかったから、浪人して大学に入ったものの、大学に行かなくなって途中で大学中退した人が私の知り合いにいます。
こういう人もいることを見ると、無理して大学に入らなくてもいいんじゃないの?とも思います。
あと、勘違いしがちですが、いい大学を卒業してるからといってみんな賢くてスゴいわけでもないです。ほんと賢い人はずば抜けて賢い!一方でポンコツな人はほんとポンコツ。ただそれだけです。
会社の中にいると、そのことがよくわかります。そのため、プロフィールの出身大学見ても期待しないようになりました。予想以上にできる人なら嬉しいし、ポンコツさんなら「あー、そっちの人か」ってなり幻滅することありませんしね(笑)
わたしはいい大学に行けなかったけど、だからといってつまんない人生になっているかと言えば、そんなことはなく、そこそこ楽しく人生を満喫できてます。
なので、「センター試験失敗しても、それが全てじゃないよ」と伝えたいです。
※センシティブなことなので、対面で直接は言えませんが・・・