本記事のキャプチャ画像は2018年12月27日時点のものです。
去年のクリスマスイヴ、ついに待望のXPCがリリースされました。私同様に首を長くして待っていた人はいるのではないでしょうか?

リリースされてから、「DiscordのCC-Wallet」「XPC-qtウォレット」それぞれでエアドロップを無事受け取ることができました。
「XPC-qtウォレット」はデフォルト状態だと暗号化されていない状態のため、ウォレットのデータが盗まれてしまうと、自身のXPC残高がゴッソリ持っていかれて自由に使われてしまうリスクがあります。
そのため、今回はXPC-qtウォレットをチャチャっと暗号化しておくことにします。まだウォレット暗号化していない人はこのタイミングで是非やっておきましょう!
・仮想通貨XPCを持ってる人
・仮想通貨XPCをPCウォレットで管理している人
目次
暗号化の必要性ってあるの?
XPC-qtウォレットの暗号化ってする必要ってあるの?めんどくさくない?
・・・と言う人がいると思います。
わたしはめんどくさがり屋なので、その気持ち少し分かります。ただ、個人的には「自分の資産が盜まれるリスクへの対策は講ずるべき」と思ってます。
何も起きなければ、それに越したことはないんですが、何か起きたときに対策していなくて自分の資産が減るのって嫌じゃないですか?
XPC-qtウォレットを暗号化しておけば、ウォレットデータが盗まれたとしても、送金時にパスワード入力する必要があるため、そこでXPCの流出を防ぐことができます。逆に暗号化していないといろんなXPCアドレスに好き勝手送金されてしまうってことですね。
ただし、CoinCheckやZaifであったように仮想通貨自体を盜まれる可能性はゼロではないことを認識しておきましょう!
仮想通貨取引所大手のコインチェック(東京・渋谷)は26日、利用者から預かっている約580億円分の仮想通貨が外部からの不正アクセスにより流出したと発表した。
引用元:コインチェックの仮想通貨不正流出、過去最大580億円
日本経済新聞
仮想通貨交換会社のテックビューロ(大阪市)は20日、不正アクセスによって仮想通貨「ビットコイン」などが流出したと発表した。被害額は約67億円とみられ、このうち約45億円は顧客の資産という。
引用元:「Zaif」のテックビューロ、仮想通貨67億円分流出
日本経済新聞
XPC-qtウォレットの暗号化は簡単です
XPC-qtウォレットの暗号化はそんなに手間がかかるわけではないので、チャチャっとやっておきましょう。
メニューバーからウォレット暗号化を選択
まず、メニューバーの「設定」→「ウォレットの暗号化」を選択します。
パスワード忘れるとXPCを全て失うことに
そして、パスワードを入力して「OK」ボタンを押下します。パスワードは注意書きの通り、複雑でかつ忘れないものにしましょう。
このパスワードを忘れると、XPCを全て失うことになるため、注意が必要です!
ウォレット暗号化後の確認
暗号化後にXPC-qtウォレットを再起動しなおします。注意文言の通り、暗号化前に取得したウォレットのバックアップファイルは使えなくなるため、コチラも注意が必要です。
XPC-qtウォレット再起動後に右下のアイコンを見ると、「南京錠」のロックされたアイコンが表示されるようになってます。この状態だとウォレットが暗号化された状態ということになります。
また、メニューバーを見ると、ウォレット暗号化前に選択できなかった
- 鋳造のみのためにウォレットをアンロック
- パスフレーズの変更
鋳造するためにはウォレットをアンロックする必要あり
ちなみに鋳造するためにはウォレットをアンロックする必要があり、手動でアンロックすることができます。
メニューバーから「設定」→「鋳造のみのためにウォレットをアンロック」を選択して、パスワードを入力後に「OK」ボタンを押下します。
すると、ウォレット右下の「南京錠」アイコンが外れた状態になります。この状態だとアンロックされた状態ということになります。

①ウォレットを暗号化していても仮想通貨が盗まれるリスクはゼロではない。
②パスワードを忘れると、XPCを全て失うことになる。
③ウォレット暗号化後は暗号化前のバックアップファイルは使えない。
④XPCを鋳造するためにはウォレットをアンロックしておく必要あり
