本記事のキャプチャ画像は2019年10月28日時点のものです。
一旦、これでXPがゴミ屑になることは回避できたってことになります。

もう旧XP持ってる人いませんよね?「まだ旧XP持ってるんですが。。。(;´Д`)」という人は早く公式ページで確認して、スワップ申請しておきましょう!
スワップ後は再びPCウォレットで鋳造し始めました。鋳造を始めるにあたって確認した内容をまとめておきます。
・新XPのPCウォレットを使って鋳造しようとしている人
・なかなか新XPが鋳造されず不安な人
・PCウォレットが鋳造できる状態なのか分からない人
目次
XPはPoSアルゴリズムなので、所有量が多い人が抽選に当たりやすい
旧XPでは「Age」期間で熟成という概念がありましたが、新XPではなくなったんでしょうか、それらしきものは見当たりません。
XPはアルゴリズムがプルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)なので、基本的にたくさん所持していれば、抽選に当たって鋳造に成功しやすいということになります。
プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)は暗号通貨のブロックチェーンネットワークによる分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムの一種。PoSベースの暗号通貨では次のブロックの作成者はランダム選択と資産または年齢(例:ステーク(掛け金))の様々な組み合わせを通して選ばれる。対照的にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ベースの暗号通貨(ビットコインなど)のアルゴリズムはトランザクションの検証と新たなブロックを作成(例:マイニング)するために複雑な暗号パズルを解読した参加者に報酬を与える。
引用元:プルーフ・オブ・ステーク Wikipedia
「なかなか鋳造されないよぉ・・・」という人は所持している新XPの量が少なかったりしないでしょうか?所持している新XPが少なければ、抽選に当たる確率は低くなってしまいます。
PCウォレットで鋳造を開始する手順
PCウォレットで鋳造を開始するためにやらないといけないことは大きく3つです。
- PCウォレットを暗号化(要ウォレット再起動)
- マスターノードと同期
- PCウォレットを鋳造のためにアンロック
ということで、早速やっていきましょう。
PCウォレットを暗号化(要ウォレット再起動)
まず、PCウォレットを暗号化しましょう。
メニューバーの「Settings」→「Encrypt Wallet」を選択してパスワードを入力します。
パスワード設定後はPCウォレットを再起動すれば、PCウォレットの暗号化が有効になります。
マスターノードと同期
PCウォレット再起動直後は右下にあるアイコンはこんな状態になってます↓
ちなみにデバッグコンソールで鋳造可能な状態かどうか確認することができるんです。
デバッグコンソールはメニューバーの「Tools」→「Debug console」を選択して起動します。
そして、「getstakingstatus」と入力して実行してみてください。以下のようにコマンド実行結果が表示されると思います。
それぞれの意味は以下の通りです。
- validtime
→時刻が正しいかどうか - haveconnections
→他ノードとの接続があるかどうか - walletunlocked
→PCウォレットがアンロックされているかどうか - mintablecoins
→鋳造可能なXPコインがあるかどうか - enoughcoins
→鋳造するのに十分なXPコインがあるかどうか - mnsync
→マスターノードと同期できているか否か - staking status
→鋳造可能な状態か否か
PCウォレット起動直後はPCウォレットはロックされたままなので「walletunlocked」は「false」、マスターノードと同期されていないため「mnsync」も「false」になってます。
その結果、「staking status」も「false」になっていることが分かります。ひとまず、「staking status」が「true」の状態になっていれば、鋳造可能な状態と思われます。
PCウォレットを起動してしばらくすると、マスターノードとの同期が完了します。その状態だと右下のアイコンはこんな感じになります↓
そして、「getstakingstatus」を確認すると、マスターノードと同期されたことで「mnsync」が「true」になっていることが分かります。
PCウォレットを鋳造のためにアンロック
そして、最後にPCウォレットを鋳造のためにアンロックします。メニューバーのメニューバーの「Settings」→「Unlock Wallet」を選択します。
そして、PCウォレット暗号化したときに設定したパスワードを入力します。
そして、「getstakingstatus」を確認すると、「walletunlocked」が「true」になり、「staking status」も「true」になったことが分かります。
そして、しばらくすると右下のアイコンはこんな状態になります↓
これで鋳造可能な状態になりました。
あとは鋳造されるまでひたすら待つ
鋳造が有効な状態「Staking is Active」になっていたら、あとはPCウォレットを立ち上げた状態のままパソコンを起動しっぱなしにします。
わたしは約100,000XP持っていて7日くらい鋳造してみたところ、2回鋳造に成功してました。
マスターノード立てていたらガッポガッポなんでしょうかね?わたしはボチボチ鋳造するくらいでいいです。
まとめると以下の通りです。
- PCウォレットを暗号化(要ウォレット再起動)
- マスターノードと同期
- PCウォレットを鋳造のためにアンロック
鋳造が可能な状態かどうかはデバッグコンソールで「getstakingstatus」コマンドを実行して確認する。