本記事のキャプチャ画像は2020年4月1日時点のものです。
ボーナスの時期になるとテレビで「ボーナスの使い道は?」と聞かれて「貯蓄します!」というやり取りはよく目にします。将来の不安があるからこそ、貯蓄をしている人が多いのでしょう。ただ、銀行口座にお金を入れておいても、金利はスズメの涙程度。それなら、リスクを取ってでも投資すべきではないでしょうか?(もちろん自己責任)
投資に興味を持ち始めてからはサラリーマンをしつつ投資を10年以上しています。どうやら毎月コツコツ積み立てるやり方がわたしには合っているようです。FXや仮想通貨でワンチャン狙っても、どうしても感情に左右されてしまい、狙った通りにはなかなかいかず、マイナスが増えるばかり。そんなに世の中は甘くないということですね。。。
経験上、積立投資は一喜一憂するのではなく、長期視点で見ることが大事だと身に染みて分かりました。全ての人に当てはまるわけでは無いので、それぞれ自分に合った投資をして将来に備えていきましょう。
2020年4月1日時点の資産運用状況です。
目次
資産運用概要
1月末時点では新型コロナウィルスの影響は思った以上に限定的でした。ただ、2月上旬から徐々に株価が下落し始め、3月に入ってから日経平均株価は歴史的な暴落となりました。
それはアメリカのダウ平均株価も同様。
日本はまだ緊急事態宣言は出ておらず、強制力のない自粛モードですが、感染者は日々増加している状態で収束する目処は見えません。
東京都がロックダウンになるのは現実味を帯びてきています。もし、ロックダウンになったら、更に経済が停滞することになり、株価は2番底に向けてまっしぐら(もしくは時間をかけて下落)になるでしょう。
その他の「持ち株」「確定拠出年金」「投資信託」「仮想通貨」「ロボアドバイザー」は軒並みマイナス。。。まぁ、全世界でコロナウィルスが蔓延して経済活動が停滞しているため、仕方ないかと。
どのタイミングで経済が回復してくるか分かりませんが、今のところお先真っ暗で回復する兆しは見られません。まさか2020年がこんな年になろうとは思ってもみませんでした。
アメリカの新規失業保険申請者数を見ると、経済指標の一つが大幅に悪くなっているのが分かります。しばらくこの悪い状況が続くでしょう。
現在実施中の資産運用
今のところ
- 株式投資
- 持ち株 ※会社の福利厚生
- 財形貯蓄 ※会社の福利厚生
- 確定拠出年金 ※会社の福利厚生
- 投資信託
- 仮想通貨
- ロボアドバイザー
で資産運用してます。
もちろん、全資金を資産運用に回しているわけではなく、銀行にもお金は預けてて、資産運用に回せる分だけ投資してます。少しずつの積み重ねが将来に生きてくると願いつつ。
株式投資
「株式投資」に関してはデイトレーダーではないため、ずっとチャートに張り付いていることはなく、基本放置で配当金目的でやってます。
【2020年3月1日】
【2020年4月1日】
3月上旬から株価が大幅下落。
2月末に証券口座へ軍資金を入れておきましたが、日経平均株価が1,000円を超えて上げ下げするのは見たことがなく、火傷しそうで手を出すことができませんでした。
株価下落が一段落したら、割安な株に買いが入り、再び上昇してくることが考えられるため、更に150万円ほど証券口座に移動させておくことに。
そして、下落が落ち着いたタイミングで3月末の株主優待や配当金をもらえる株を購入。だけど、こんな情報もあり配当金はもらえないかもしれない。。。
購入後、狙い通り上昇する株もあれば、まだまだ下落し続ける株があったため、下落幅次第では損切りする予定。さてさてどこの判断が吉と出るか凶と出るか。

また、株価大幅下落して安く購入できる!ということでネット証券の口座開設数が増えているというニュースも。初心者だと2番底への下落に耐えれずに狼狽売りすることになりそうな気がします。
インターネット証券で新規口座を開設する個人が急増している。楽天証券では2月の開設数が初めて10万を超え、3月は2月比で3割程度増えそうだという。初心者が足元の株安を「投資を始める好機」と捉えている。
引用元:ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入
日本経済新聞
持ち株 ※会社の福利厚生
「持ち株」は会社の福利厚生で自社株を毎月決まった金額を使って購入して積み立てるものです。
持株会(もちかぶかい)とは、持株制度により株式を取得する組織である。持株制度とは、「金銭を拠出し会社の株式を取得する仕組み」である。
持株会の参加者は手間をかけずに少額の資金で投資ができ、会社は安定株主を形成できるというメリットがある。なお、株式の取得にはドル・コスト平均法等が用いられる。
引用元:Wikipedia 持株会
持ち株は「好きなときに売ったり買ったりすることはできない」というデメリットがあります。
一方で、
- 配当金がもらえる
- 10%奨励金がもらえる
- 購入金額は給与から天引きで所得税対象外
という優れたメリットもあり、デイトレードで頻繁に売買しなければ、資産形成の一つとしてはありではないでしょうか。

【2020年3月1日】
【2020年4月1日】
持ち株は毎月44,000円積立、ボーナス時の6月/12月にはさらにプラスで3倍の132,000円積立してます。そのため、3月は44,000円積立となります。
新型コロナウィルスの影響は持ち株にもあり、自社株の価格は下落。まぁ、「持ち株」は直ぐには売却することができないため、放置スタンスは変わりません。コロナウィルスが落ち着いたら、自社の業績が良ければ、株価は上昇して来ることでしょう。
財形貯蓄 ※会社の福利厚生
「財形貯蓄」は会社の福利厚生で毎月積み立てることにより、配当金をもらうローリスクローリターンの仕組みです。
勤労者財産形成貯蓄制度(きんろうしゃざいさんけいせいちょちくせいど)は、勤労者財産形成促進法(昭和46年法律92号)に基づき、勤労者の貯蓄や持家取得の促進を目的として、勤労者が事業主の協力を得て賃金から一定の金額を天引きして行う日本の貯蓄商品の形態である。単に「財形貯蓄」(ざいけいちょちく)、「財形」とも言う。
引用元:Wikipedia 勤労者財産形成貯蓄制度
商品の価格変動はほとんど無く、購入金額は給与から天引きされるため、節税できて確実に貯めることができます。
毎月20,000円積立、ボーナス時の6月/12月にはさらにプラスで3倍の60,000円積立してます。そのため、3月は20,000円積立となります。
配当金は年1回10月のみなので、3月も配当金無しで黙々と積み立てるだけです。

確定拠出年金 ※会社の福利厚生
「確定拠出年金」も会社の福利厚生で将来に向けた積立になります。
確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん、DC:Defined Contribution Plan)とは、確定拠出年金法を根拠とする私的年金である。2001年(平成13年)10月1日から掛け金の運用が始められた。「日本版401k」とも言われ、日本の年金制度上は最上位の第三階に位置づけられる。
引用元:Wikipedia 確定拠出年金
毎月決まった額を積み立てることになるのはみんな共通ですが、自分でどの商品に購入して積み立てることができます。
リスクを取らなければ、元本保証されます。一方で元本割れするリスクを負いつつ投資することで、それなりのリターンも期待できることになります。

【2020年3月1日】
【2020年4月1日】
確定拠出年金は毎月36,000円積立しています。
確定拠出年金は毎月投資している商品が国内/海外の株式でリスクを取っています。そのため、先月に引き続き、ダウ平均と日経平均株価暴落の影響をモロに受けて評価損益は大きく下落しています。こればっかりは仕方ないと思いつつも先月比のマイナス額がヤバすぎる。。。
確定拠出年金は毎月積立しているため、ドルコスト均等法で下落したときに淡々と仕込んでいくだけです。将来的に輝いてくることを願いつつ。
投資信託
「投資信託」は資産運用に興味を持ち始めた10年前から実施してます。商品購入/売却手数料が高く、頻繁に売買できません。
投資信託(とうししんたく)は、多数の投資家から販売会社を通じて出資・拠出されてプールされた資金を、運用会社に属する資産運用の専門家(ファンドマネージャー、ポートフォリオマネージャー)が、株式や債券、金融派生商品などの金融資産、あるいは不動産などに投資するよう指図し、運用成果を投資家に分配する金融商品。運用による利益・損失は投資家に帰属する。
引用元:Wikipedia 投資信託
加えて「信託報酬」という資産運用を数%定期的に取られてしまいます。そのため、個人的には後述するロボアドバイザーがこれからの時代に合った資産運用だと思います。
今は持っている投資信託商品を眺めているだけですね。毎月配当金ありの商品を購入しているので、その少しの配当金を楽しみにしてます。
【2020年3月1日】
【2020年4月1日】
先月に引き続き、投資信託も新型コロナウィルスに伴う世界同時株安の影響を受けて大幅下落してます。基本放置というスタンスは変わらないので、このまま見守っていくスタンスは変わらないです。
仮想通貨
「仮想通貨」は2017年に興味を持ち始め、ブロックチェーン技術がこれから普及してくるだろうと思い、投資を始めました。
仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが法定通貨(法貨)との比較において強制通用力をもたないまたは特定の国家による裏付けのないものをいう。
引用元:Wikipedia 仮想通貨
しかしながら、2017年下期のバブルから一転、2018年はcoincheckのNEM流出事件に始まり、価格の下落続きで資産を大きく減らしてしまいました。現状としてはトータルで大赤字です。。。

そのため、目先の目標としては「大きく減らした資産」をプラスマイナスゼロまで持っていくことです!
【2020年3月1日】
【2020年4月1日】
2月にBTCを始め、XRPやMONAが大きく価格を伸ばしましたが、2月後半に下落し、3月も下落の流れは変わりませんでした。これまでの流れだと、株式の資金が仮想通貨市場に流れるも思ったんですが、読みがハズレました。
3/4に再びMONAが200円超え。
100円台のときに少し仕込んでおきましたが、結果的に130円まで下落しまったため、願いは届かず。
そして、3/9、3/12にBTCが大幅下落でお陀仏状態。XRP、MONAも合わせて大幅下落することになり、2020年2月のピーク時と比べて、仮想通貨資産が半分へ。。。さすがにこれは笑えない。
さぁさぁ、やって参りました。
無慈悲なナイアガラ。
おはぎゃーな人多そう。#BTC pic.twitter.com/9H3CK5hHGU— ぐーぐーぺこりんこ@食べるの専門㌠ (@gugupeco999) 2020年3月8日
ロボアドバイザー
「ロボアドバイザー」は2018年から興味を持ち、やり始めました。AIを駆使して商品の自動購入/売却をするって、今の次第にマッチした投資方法でしょうね。
投資家に対し、人工知能を利用して資産管理や資産運用のアドバイスを行うシステムまたはサービス。投資家がいくつかの質問に答えることで、資産規模やリスク許容度を自動的に判定し、分散投資などに関する情報を提供する。
引用元:コトバンク ロボアドバイザー
人間が購入したり、売却しようとするときに「感情」はどうしても捨てきれないと思いますが、機械に任せると、条件や結果に応じて淡々と対処してくれるわけです。

【2020年3月1日】


【2020年4月1日】


ロボアドバイザーのウェルスナビには毎月10,000円積立、ボーナス時の6月/12月はさらにプラスで3倍の40,000円積立してます。そのため、3月は10,000円積立となります。
ロボアドバイザーでリスク分散投資してますが、世界でコロナウィルスの影響が出ているため、リスク分散で分散投資しているにも関わらず先月に続き大きく利益が減り続けています。
ウェルスナビは長期分散投資でやっているため、一時的に大きく値を下げたとしても、長い目で見て淡々と積立するのみと割り切ってます。
割り切っていると言いつつも、大幅マイナスになっていると、気が滅入ってしまいますね。
2019年10月1日で投資額は¥500,000になり、手数料の長期割引判定期間が開始になりました。途中で投資額を引き出さない限り、1か月後に手数料の割引が始まることになるとのこと。やっとここまで来たかって感じです。
手数料は1.00%。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょう。手数料が引かれても「配当金総額 − 手数料総額」は十分プラスになってます。基本放置でプラスになっているのだから、わたしとしては十分がんばってくれていると思います。
ネットの情報を見ると、ウェルスナビは手数料が高いと言われていたりします。そうだとしても、個人的には
- 投資初心者で知識無し
- 基本放置でお任せしたい
という人には合っている仕組みだと思ってます。あとは日本語だったり、画面がシンプルで分かりやすいのもメリットかと。
「手数料が安くないと使いもんにならない」
と言っている人がいますが、それは当たり前。畑が違いますし、そもそもコンセプトやターゲットにしている人とマッチしていないかと。
ロボアドバイザーはロボットに投資先を全てお任せで何もしなくていいので、投資初心者にオススメです。
ウェルスナビの口座開設申込〜毎月積立までは以下の記事からどうぞ↓