【Python】Google ColaboratoryでPython学習環境を簡単に手に入れられます

注意
本記事のキャプチャ画像は2019年9月8日時点のものです。

ディープラーニングに興味を持ち始めてから、勉強を始めていますが、扱うプログラミング言語は「Python」が良いみたいです。

Pythonをいざ勉強するとしても、プログラミング言語は自分で手を動かして動作確認してなんぼなので、プログラミングできる環境を整備する必要があります。

端末もしくはクラウド環境にサーバを立てて、PHPをインストールして・・・とプログラミング環境を準備するだけでも敷居が高く面倒くさそうな香りがプンプンします。

Google Colaboratoryを使えば、簡単にPythonの学習環境を整備できるため、手元にPython学習がない人はオススメです。

この記事はこんな人にオススメ
・これからPythonを勉強しようとしている人
・これからディープラーニングを勉強しようと思っている人
・Google Colaboratoryを使おうと思っている人
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Google Colaboratoryとは?

Google ColaboratoryはGoogleクラウド環境で稼働するJupyter Notebook環境で無料で使うことができます。

このJupyter Notebookは、「文章」「プログラム」「プログラムの実行結果」を管理できるツールになります。コードセル単位でプログラムを実行させることができ、動作確認できるのが特徴です。
Google Colaboratory環境

Google Colaboratoryをとりあえず触ってみる

とりあえず、Google Colaboratoryを使ってみることにします。

Google Colaboratoryを使うのに必要なのは「Googleアカウント」のみです。

ポイント
Googleアカウントを持っていれば、Google Colaboratoryを使うことができます。

ぐーぐーぺこりんこ
最近だと、Googleアカウントを持っていない人はいないんじゃないですかね。

使い方は簡単。Google Colaboratoryにアクセスすれば使えます。

「メニューバー」→「ファイル」→「Python3の新しいノートブック」で新規にノートブックを開きます。そして、コードセルに「Hello World」を出力するコードを入力して「Shift + Enter」を押すと以下のような感じで入力コードを実行することができます。
Hello World

このGoogle Colaboratory環境の容量はどれくらいあるのかな?と思い、dfコマンドで確認してみると、20GB以上使えそうだったため、お勉強環境としては十分ですね。

カレントディレクトリは「/content」とのこと。

カレントディレクトリにどんなファイルがあるのかlsコマンドで確認してみると、「sample_data」というディレクトリがありました。

「sample_data」ディレクトリの中身を確認してみると、ディープラーニングの学習用データ(NNISTのデータファイル)っぽいものがありました。

ちなみに、MNISTデータセットは機械学習用の「0〜9までの手書き文字」画像データ集になり、その数は訓練画像で60,000枚、テスト画像で10,000枚になります。画像は28✕28ピクセルのモノクロ画像でそんなにサイズは大きくありません。

Furthermore, the black and white images from NIST were normalized to fit into a 28×28 pixel bounding box and anti-aliased, which introduced grayscale levels.

The MNIST database contains 60,000 training images and 10,000 testing images.

MNIST database
引用元:Wikipedia

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作成したノートブックはGoogle Driveに保存されます。

Google Colaboratoryで作成したノートブックは「.ipynb」という拡張子のファイルでGoogle Driveに保存できます。そして、ファイル名は画面上段に表示されているファイル名をクリックしたら文字入力モードになり、変更可能です。

ファイル保存は「メニューバー」→「ファイル」→「保存」もしくは「Ctrl + S」でできます。

Google Driveを見てみると、ちゃんとノートブックのファイルが保存されてますね。
Google Driveへ保存

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Google Colaboratory環境のPythonパッケージ一覧(2019年9月8日時点)

Pythonではいろんなモジュールを読み込んでプログラミングすることになりますが、Pythonパッケージ管理ツールの「pip」コマンドを使えば、Google Colaboratory環境にどんなパッケージがインストールされているのか確認することができます。

ディープラーニングで使いそうな

  • Keras
  • numpy
  • pandas
  • sklearn
  • sklearn-pandas
  • tensorflow

などのライブラリは一通りインストールされてそうです。

不足していた場合はpipコマンドで追加インストールできる点が良いですね。

ポイント
パッケージが不足していたときはpipコマンドでインストールすることが可能。

Google ColaboratoryはPythonを勉強するのに十分な環境ということが分かったので、今後Pythonの勉強に活用することにします。


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